自動車を運転していた頃はフラットな道路だと思っていた道が実はかすかな勾配があると自転車に乗るようになって発見しました。
わたしの愛車初代は電気アシストなしのクロスバイクでした。通勤するのにこのバイクに乗っていたのですが、行は楽にオフィスに着くのに帰りは足が疲れてしまうのです。
勿論、急な坂道は回避してフラットな道を選択して乗っていたのですが、帰り道がとにかく辛い・・・
実は帰り道はかすかな登り道が続いてボディーブローのようにわたしのリハビリ中の足をいじめていたのです。
老体には長く続くかすかな登りもきついものです。
そこで、わたしは勾配を計測する簡単なツールをハンドルバーに設置するようになりました。パーセンテージと度で表示してくれます。明らかな登り坂であれば気付くのですが、かすかな登りが長く続く道にはご用心。
勾配の次に老体のわたしを苦しめたのは風です。
自動車を運転していた時はよほどの突風以外は意識していなかったのですが、自転車には風が大きく影響することに驚きました。
強い迎え風だと必死にペダリングしてもなかなか思うように前に進みません。とても足が疲れてしまいます。
さらに危険なのは突風が左から吹いたときです。車道を走るときは極力自動車の迷惑にならないように左端を走るのですが、自動車はかなり自転車に近づいてきます。本当は50センチはなれなければいけないのに右腕が接触するほど近づいてくる自動車もいます。
そんな状況で左から突風が吹くと・・・
自転車が右に流されるのです。
これ危険です。
本当に自転車が右側にずれる感覚です。
そんな状況では走行する道路の選択を再度検討すると危険を回避できると思います。
老体にはかすかな長く続く勾配と風が厳しいです。
ありがとうございます。